履歴書の書き方

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キャリア採用への応募の場合、「即戦力となるか？」を見られると思ってよいでしょう。それを見極める第一関門が職歴欄です。ただし、応募が多い企業担当者は、じっくりと読む時間が無い場合もあるので、ここでは解りやすく、アピールする部分はキチンと書くことが重要です。そして職務経歴書の概略としての位置付けでもあります。

書く内容としては、「業種」「会社名」「配属先」「従業員数」「職務内容」は必要となります。

正社員、契約社員としての転職回数に応じ、すべてを記入してください。在職中の異動や昇進も時系列で記入します。

注意する点は、株式会社の位置（前後）を間違わないことや、（株）と略さないことです。

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志望動機

履歴書の学歴や職歴、資格等は自分の過去や現在を正確に表現するもので、追加や削除、脚色することは出来ません。それ故に志望動機は唯一、未来を書ける場所とも言えます。ただし、自分の勝手な未来を書くのではなく、応募企業の求人内容や事業内容、方針や今後の方向性、業界での位置付け等をしっかりと理解した上で書きましょう。

具体的に書く内容はズバリ、

過去：「今まで何をしてきた」

現在：「自分は応募企業で何ができる」

未来：「自分が入社することで、将来どうなりたい」

と書けばよいのです。 採用担当者が納得するストーリーとなっていることと、応募企業のどこに魅力を感じていて、自分の知識や経験が活かせることで、貢献することと自分自身も成長できることも考慮してください。

逆に書かない方が良いものとしては、

・抽象的な文章　（何事も一生懸命に頑張れます、貴社の仕事に非常に興味をもったから、など）

・当事者意識の欠けた文章　（貴社の商品が好きだから、貴社の将来性へ魅かれて、など）

・甘えた文章　（未経験ですが貴社の教育を通じ立派になります、貴社の安定性へ魅かれて、など）

が代表的と言われ、企業によっては「何も考えていない人」と捉える場合もあります。

あまり奇をてらう（意表をつく）必要はないですが、培ったキャリアや将来への考えもそれぞれ違うと思いますので、自分に合った文章を考えてみましょう。

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【Point！】 年齢や業界・社会人経験によって書く内容や構成を考える必要があります。 20代の方（もしくは業界未経験の方）： 経験が少ない場合は、やはりチャレンジする意欲を伝える必要があります。「頑張る！」だけでは伝わらないので、応募企業の業務や業界のことをネットや書籍で調べた上で、チャレンジしたい理由や、独学やスクールで学んだことなどに触れてみるのも良いでしょう。 30代以上の方： 採用する側は年齢を意識してくるので「これをしてみたい」だけでは不十分です。自分の経験をもとに貢献できること、仕事の魅力などを分析して、正しく伝える必要があります。また、採用企業はマネージャとしての活躍を期待する年齢となるので、マネージメントの経験があれば、具体的な部下の人数や業務領域などをアピールし、マネジメント志向でないのであれば専門性を明確にして、高い成果をだせることをアピールした方が良いでしょう。

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