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発表

JLPT 読解

by 엘리후 2021. 8. 28.




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人が類人猿(るいじんえん)から進化するきっかけとなったのが、まっすぐに立って歩くことと手で道具を使えたこと、それに火を管理する能力を備(そな)えたことであったとすれば、文明が成立し、それが発展するきっかけとなったのは文字の発明だった、といっても言い過ぎではないでしょう。  
口から発せられる言葉だけでは、声が届かないほど遠いところにいる人に何かを伝えることができません。( ① )人類は、文字が発明されるまでの長い間、人と人と直接に顔をあわせる場か、或(ある)いは声が届く範囲内でしか、お互いのコミュニケーションがとれないという状况にありました。
しかし、文字という記録された言葉は、同時代において空間を飛びこえることができるだけでなく、それを時間轴に沿(そ)って運行することも可能でした。記録された文字が伝承(でんしょう)されれば、知識を後世(こうせい)に伝えることができますし、逆(ぎゃく)に後生の歴史家たちは、古代の遺跡(いせき)などから発見された文字を読むことによって、過去の時代の详しい状况を知ることができます。つまり、文字は「人類の文明を伝える乗り物」として機能することになったのです。②まさに文字こそは、人類の歴史における最も偉大な発明であったと言ってよいでしょう。

(阿辻哲次「漢字のはなし」<岩波書店>より)

問1 ( ① )に入る適当な語はどれか。
1 さらに             2 しかし  
3 つまり             4 そのため

問2 ②「まさに文字こそは、人類の歴史における最も偉大な発明であったといってよいでしょう」とあるが、それはなぜか。 
1 気持ちを伝え合うには、口で発せられる言葉より文字の方が優れているから。  
2 文字のおかげで、時空をこえて人類の文明を伝え続けることができたから。  
3 記録された文字を通して、古代のことを知ることができるから。  
4 文字がなければ、人類は類人猿のままであり、文明も生まれなかったから。

正解:42

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カップラーメンが日本人の発明によることは知っていても、インスタントコーヒーが日本人の発明であることを知らない人は多いのではないでしょうか。また「インスタント」という名前のために、レギュラコーヒーよりも一歩劣った飲み物だという印象を持っている方も少なくないでしょう。しかしある本によると、インスタントコーヒーには2つの製法があり、その1つがフリーズドライ製法と呼ばれるものだそうです。そしてこの製法はハイテクを利用した、豆の香りを損なうことなくコーヒーを入れる最も合理的な方法の1つだという内容を読んで、私はインスタントコーヒーに対する見方を大きく変えました。

問い 筆者がここで最も言いたいことは何か。
1 カップラーメンもインスタントコーヒーも日本人が発明したいハイテク製品であること。
2 レギュラーコーヒーよりもインスタントコーヒーのほうが、優れた飲み物であること。
3 レギュラーコーヒーもインスタントコーヒーも全く同じ飲み物であるということ。
4 インスタントコーヒーは決して、二流のコーヒーではないということ。

正解:4

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日本では、「対立」を「悪」と考える傾向がある。例えば、同じ政党にいる委員同士の意見が違う場合、新聞は「A氏とB氏が対立」と、まるで悪いことをしているかのように書く。会社でも会議中、C氏とD氏が鋭く対立し、そるが原因でお互いに感情を害して口をきかなくなってしまう、ということもある。
確かに対立は緊張を生むので、いやがる人も多いが、本当に避けなければならないのは、対立そのではなく、対立した相手とコミニケーションを断つことだろう。コミュニケーションのないところに新しいアイデアは生まれないからだ。

問題:筆者がここで最も言いたいことは何か。
1、 対立は悪いことではないので、どんどん対立するべきだ。
2、 対立が悪いのではなく、対立した相手と話なくなることがいけないことだ。
3、 対立は悪いことなので、できるだけそれを避けるようにしたほうがいい。
4、 対立は悪いことだが、それを避けていてはいいアイデアは出ない。

答案:2

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一定の年齢以上の人が口にする言葉に、「近頃の若い者はものを知らない」というのがあります。私もそう思っています。しかしだからといって「近頃の若い者は知るべきことを知らない」と思っているわけではありません。
なぜなら、「近頃の若い者はものを知らない」というのは、「高齢者(注)が知っていることを知らない」ということにすぎないからです。
逆に、「若い者が知っていることを高齢者は知らない」という意味では、「近頃の高齢者はものを知らない」とも言えるのです。(  )若者と高齢者とでは、知っていることが違うというだけのことなのです。
(秋庭道博『やさしくやさしく考えよう生きてみよう』による)
(注)高齢者(こうれいしゃ):年をとっている人

[問い] (  )の中に入る言葉として適当なものはどれか。
1 それで      2 例えば      3 むしろ      4 要するに 

正解:4

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外国旅行__a__国内旅行にも、飛行機を利用する人が多くなった。確かに飛行機は速い。地球の反対側の国までも、半日ぐらいで飛ぶことができる、__b__飛行機の旅行は、空港から空に上がり、空から空港へ降りたような感じがして、長い距離を移動したという実感が__c__。
新幹線のような速い電車でいく場合も__d__。沿線の景色をゆっくり眺めながら、次第に目的地に近づいていく興奮を感じるということが少ない。旅の苦労も減ったが、旅の実感も__e__。

A
1、 のみでなく 2はともかく 3に向かって 4でありながり

B
1、 ところが  2だから   3したがって 4または

C
1、十分ある  2あまりない 3感じる   4感じない

D
1、これととらべている  2これをたとえている
3、これに似ている    4これはこれである

E
1濃くなった 2濃いとおりだ
3薄くなった 4薄いとおりだ

答案:1 1 2 3 3

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私は、よくお皿を洗っているとき、この水は下水道を流れていくんだなあ、と思います。都市部に住んでいる人々は、毎日、下水道を使用します。

私は一度、下水処理場へ行き、仕組みや、現場を見学しました。先ず、目に付いたのは、大きな下水道管でした。大きな下水道管が、この処理場へつながっていることが分かりました。今まで私は、細い管が地下に埋まっているとおもっていたので、①とても驚きました。また、実際に水を浄化しているところへいくと、水は泥水のように茶色くにごり、とてもひどい悪臭がしていて、マスクが必要なくらいでした。この生活排水をきれいにしてくれているのが、②とても小さな微生物たちでした。顕微鏡をのぞいて見ると、変な形で気持ちわるかったけれど、小さいのにすごいなとかんしんしました。もし、下水処理場がなかったら、と考えると、大変なことになります。生活排水が浄化されず、そのまま側へ流れ込むと、川も海も悪臭が漂い、汚れてしまって、川や海に生息する生物が死んでしまいます。また、汚い環境になると、病気も発生するだろうし、台風がきて、大雨が降ると、町中が水浸しになります。そう思うと、下水道や下水処理場は、私達の生活を支えてくれている、スーパーヒーローだと思います。下水処理場は、とても環境にやさしいところです。③水を沈殿した汚れなどは、焼却してから、リサイクルされ、セメントなどに変身します。ほかにも、太陽こう発電のパネルがあり、そこで発電した電気を、浄化するときの機械のエネルギーとして使用しています。下水処理場はとても環境にやさしいとことなんだなあ、と印象に残りました。下水道が運んでくれる、私達の生活排水、汚い水を出さないように、お皿についた油は、ふき取ってから洗うようにしたり、お米のとぎ汁は、植木に巻くなど、努力をするようにします。

最後に、環境のため、節水のためにも、気をつけるようにしたいです。これからは、下水道に感謝して、生活をしていきたいです。水は命の源だから。
(「ありがとう下水道」によう)

問1 ①「とても驚きました。」とあるが、なぜか。
1下水道管が思ったより太かったから。
2下水道管が思ったより細かったから。
3下水道管が思ったよりきれいだったから。
4下水道管がよごかったから。

問2 ②「とても小さな微生物たち」とはどんなものか。
1生活排水に含まれる有害なもの。
2生活排水をきれいにするためのもの。
3顕微鏡についていたもの。
4下水道管についていたもの。

問3 ③「水を沈殿した汚れなどは」はどのように処理されるのか。
1焼却してから、下水を浄化するときの機械の部品として再利用される。
2焼却してから、太陽こう発電のパネルの部品として再利用される。
3焼却してから、川や海にすてられる。
4焼却してから、セメントなどの原料として再利用される。

問4 ④この下水処理場の使っている電気は何によるものか。
1水力発電 
2太陽こう発電 
3風力発電 
4原子力発電

答案:1 2 4 2

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私は、よくお皿を洗っているとき、この水は下水道を流れていくんだなあ、と思います。都市部に住んでいる人々は、毎日、下水道を使用します。

私は一度、下水処理場へ行き、仕組みや、現場を見学しました。先ず、目に付いたのは、大きな下水道管でした。大きな下水道管が、この処理場へつながっていることが分かりました。今まで私は、細い管が地下に埋まっているとおもっていたので、①とても驚きました。また、実際に水を浄化しているところへいくと、水は泥水のように茶色くにごり、とてもひどい悪臭がしていて、マスクが必要なくらいでした。この生活排水をきれいにしてくれているのが、②とても小さな微生物たちでした。顕微鏡をのぞいて見ると、変な形で気持ちわるかったけれど、小さいのにすごいなとかんしんしました。もし、下水処理場がなかったら、と考えると、大変なことになります。生活排水が浄化されず、そのまま側へ流れ込むと、川も海も悪臭が漂い、汚れてしまって、川や海に生息する生物が死んでしまいます。また、汚い環境になると、病気も発生するだろうし、台風がきて、大雨が降ると、町中が水浸しになります。そう思うと、下水道や下水処理場は、私達の生活を支えてくれている、スーパーヒーローだと思います。下水処理場は、とても環境にやさしいところです。③水を沈殿した汚れなどは、焼却してから、リサイクルされ、セメントなどに変身します。ほかにも、太陽こう発電のパネルがあり、そこで発電した電気を、浄化するときの機械のエネルギーとして使用しています。下水処理場はとても環境にやさしいとことなんだなあ、と印象に残りました。下水道が運んでくれる、私達の生活排水、汚い水を出さないように、お皿についた油は、ふき取ってから洗うようにしたり、お米のとぎ汁は、植木に巻くなど、努力をするようにします。

最後に、環境のため、節水のためにも、気をつけるようにしたいです。これからは、下水道に感謝して、生活をしていきたいです。水は命の源だから。
(「ありがとう下水道」によう)

問1 ①「とても驚きました。」とあるが、なぜか。
1下水道管が思ったより太かったから。
2下水道管が思ったより細かったから。
3下水道管が思ったよりきれいだったから。
4下水道管がよごかったから。

問2 ②「とても小さな微生物たち」とはどんなものか。
1生活排水に含まれる有害なもの。
2生活排水をきれいにするためのもの。
3顕微鏡についていたもの。
4下水道管についていたもの。

問3 ③「水を沈殿した汚れなどは」はどのように処理されるのか。
1焼却してから、下水を浄化するときの機械の部品として再利用される。
2焼却してから、太陽こう発電のパネルの部品として再利用される。
3焼却してから、川や海にすてられる。
4焼却してから、セメントなどの原料として再利用される。

問4 ④この下水処理場の使っている電気は何によるものか。
1水力発電 
2太陽こう発電 
3風力発電 
4原子力発電

答案:1 2 4 2


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最近、日本では外来語が氾濫しているような気がします。私のような外国人にとって、時には、非常に助かることもあるのですが、どちらかと言えば、困ることのほうが多いです。今あるものをなくすというのは大変だから、あまり簡単に作りすぎないことが大切ではないでしょうか。

問題:内容に最も合っているものを次の中から選びなさい。
A、外来語は便利でとても助かる。
B、外来語は不便なのでなくしてもらいたい。
C、外来語をこれ以上ふやさないでほしい。
D、外来語は便利なのでもっと使ってほしい。

答案:C

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日本間に付き物の設備に障子がある。紙一枚貼っただけの扉。この障子も不思議な存在だ。
障子は本来、ふすまのことであった。ふすま障子といい、布もしくは紙を貼り重ねたものであった。そして、今の障子は明かり障子というものである。明かり障子が一般化するのは、恐らく中世鎌倉の頃かと思われるが、平安後期の「江談抄」に早くも見えるので、そのころには考案されていたもののようである。室内の照明が十分でなかった時代の工夫で、外界と隔てながらも明かりを取り込む知恵であった。
それにしても紙一枚の扉とは珍しい。世界に類例はないのではあるまいか。木や金属ならわかるが、およそ最も破損しやすい紙を使って外界と隔てようというのだから、常識を逸脱していると思われても仕方あるまい。我々は子どもの頃、しばしば障子を破いて叱られるものである。子どものいる家は、どこでも障子紙につぎあてがしてあった。指に唾を付けてちょっと押せばすぐに破ける。それほどに脆弱な扉が障子なのである。
(「日本文化論序説」による)

問題 この文章のまとめとして最も適当なものはどれか。
1 障子は世界に類例のない日本独特のものである。
2 紙一枚貼っただけの扉は、常識を逸脱している。
3 扉はやはり木か金属で作ったもののほうがいい。
4 障子は室内の照明が十分でなっかた時代ではともかく、今はもう必要ない。

答案: 1

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小さな子供たちは見るもの、触るもの、何でも不思議がります。
「あれなあに?」「なぜ?」「どうして?」の連発で大人たちを困らせます。いざ説明してやろうと思って、どうしてもうまく説明できず、自分では分かっていると思っていたことが、実はさっぱり分かっていなかった、と発見させられることがあります。
(大野栄ー「数学なんて怖くない」による)
注 ~の連発で:~と続けて聞いて
いざ:さあ、それでは

問い 「発見させられる」とあるが、何を発見させられるのか。
1小さな子どもたちが不思議がっているもの
2自分が理解できていなかったということ
3自分がうまく説明してやれないということ
4子供たちが少しも分っていないということ

答案:2

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たとえば、メニューに次の二通りがあったとする。
A、コーヒー380円     紅茶380円    ミルク380円
B、コーヒー380円     紅茶400円    ミルク420円
どちらのメニューが、すぐれた値段設定かおわかりだろうか。
答えは、Bである。
Aのメニューでは値段に差がないなで、どれにも平均的に注文がくるかもしれない。しかし、現実にどの商品も同じぐらいの注文に応じるには、仕入れや準備に手間がかかる。ムダをはぶくには、主力商品を決め、それを集中的に売る方が効率がいい。
つまり、Bのメニューでは、意識的にミルクの値段を高く設定することで「おとり商品」としているのである。ミルクの注文は少なくなるだろうが、そのかわり、コーヒーは割安に感じ、注文が集中することになる。儲かっている喫茶店では、たいていこんな方法でおとり商品をうまく利用している。

問1 Bの方がすぐれた値段設定だといえるのはなぜか。
1、仕入れの値段や準備の手間に合わせて商品に値段をつけているから。
2、どの商品も平均的に注文がくるように、同じ値段をつけているから。
3、効率を考え、売りたい商品が割安に感じるように値段をつけているから。
  4、仕入れや準備に手間がかからない商品に比較的高い値段をつけているから。

問2 「おとり商品」の説明として正しいものはどれか。
1、他のよく売れる商品と同じ値段にしてある商品
2、手間やムダがはぶけるから値段を安くできる商品
3、値段が安く感じられ、注文が集中するような商品
4、少し値段を高くして、注文が来ないようにする商品

答案:34

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1、彼女には日本人の友達がたくさんいて、何度も日本にいらっしゃったことがあるし、そういう意味では日本について知識がまったくない人ではないんです。むしろよく知っているほうだと思う。日本には自分の好きな部分と嫌いな部分があるといって、日頃からとても客観的にものをおっしゃる方です。

問題:筆者は次のどんなことを言っているか、いちばん正しいものを一つ選びなさい。
A、彼女の友達には日本人が多いので、もちろん日本のことをよく知っている。
B、彼女の友達は日頃から日本の好きなところと嫌いなところについて言っている。
C、彼女自身は何度も日本に来たことがあるにもかかわらず、日本についての知識がまったくない。
D、彼女は日本人ではないが、日本のことをよく知っている。

2、写真を撮る才能というのは、運動神経とか、反射神経とか、観察眼などだけでなく、もうひとつ違った、特殊なセンスを必要とするのではないかと、かねがね疑問を抱いていたが、平常心を持つのもその一つなのかもしれない。的確にピントを合わせ、人差し指でシャッターを押しさえすれば、誰だって撮れるはずなのに、同じ被写体が、撮る人間によって温かくも悲しくも映しだされるのは、本当に不思議である。

問題:筆者はどんなことが言いたいのか、次の中からいちばん正しいものを一つ選びなさい。
A、写真を撮るには必ずしも特殊なセンスが必要ではない。
B、写真を撮るには特殊なセンスより平常心を持つほうが重要である。
C、写真を撮るには平常心さえ持っていればいい。
D、よい写真は誰でも撮れるわけではない。

答案 1.D 2.D


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日本では、農村の男性と結婚して、農業を一緒にやろうという女性が年々少なくなってきています。①そのため、農村の若い男性は結婚の相手がいなくて困っています。そこで、秋田県で農業をしている青年5人が東京の青山通り、渋谷駅前、代々木公園、原宿などでデモ行進を行きました。青年たちは農作業姿で、トラクターに乗り、のぼりを持って行進しました。のぼりには「お嫁においで、真心秋田へ」、「今日午後3時、あなたに会いたい—日本青年館で」などと書いてありました。
デモ行進を見て、女性が集まった場合、午後には青年館で集団見合いをして、②それから原宿でデート、夜はパーティーを開いて楽しく過ごそうという計画ですが、何人女性が集まるかはまったく分からないということです。

問題1 文中の下線①の「そのため」とは何のためか、A~Dの中から一つ選びなさい。
A デモ行進をするため
B 秋田県で農業をするため
C 農村の男性と結婚する女性が少ないため
D 農村の女性が会いに来ないため

問題2 文中の下線②の「それから」とは何をしてからか、A~Dの中から一つ選びなさい。
A 結婚してから
B トラックに乗ってから
C パーティを開いてから
D 集団見合をしてから

答案:CD

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外国語の話し手は、自分が【wj】伝え【/wj】たいと思う内容とは異なることを伝えていることに気がつき、しばしば絶望感(注)を覚える。私自身にももちろんこの経験はあるが、①それを繰り返すたびに、相手に申し訳ないことをしたと考えると同時に、自分自身について強い不満を持つ。英語や日本語ではこの場面で冗談、あるいは皮肉を言うとか言わないとか、知識としては知っていても、実際にその場面で【wj】冗談【/wj】を言ったり、あるいは、②おさえたりすることは難しい。この問題は、外国語を使う場合に、ある発音をしなければならない、あるいは、ある発音の間違いを避けなければならないことを知っていても、その発音が実際にはなかなかできないのと③【wj】まったく【/wj】同じ性質の問題である。
(J.V.ネウストプニー『外国人とのコミュニケーション』岩波新書による)
(注)絶望感:期待や希望を持つことができなくなる気持ち

問1  ①「それ」とは何を指すか。
1 外国人なのに日本語で話すこと
2 文法や発音の間違いに気づくこと
3 外国語の学習が困難だと感じること
4 言いたいことがうまく言えないこと

問2 ②「おさえたりする」とあるが、どういうことか。
1 面白い冗談で周りを笑わせるということ
2 冗談を言うのではなく、皮肉を言うということ
3 冗談が言いたいと思っても言わないということ
4 他の人が冗談だと思わない話題を選ぶということ

問3  ③「まったく同じ性質の問題である」とあるが、どの点が同じ性質だというのか。
1 繰りかえし練習しなければ身につかない点
2 相手に言葉が下手だと思われてしまう点
3 頭でわかっていても、実際にはできない点
4 外国語の話し手にはよく見られるという点

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A
仕事でも個人の付き合いでも、メールはなくてはならないコミュニケーションの道具だと思います。職場ではちょっとした意見交換はメールで、ということも増えています。ただ、最近、驚いたことがありました。会社で、目の前に座っている同僚から送られてきたメールです。そのメールには私に対する強い不満と批判が書かれていました。言いたい事があれば口で言えばいいのに、わざわざメールで送ってきたのです。思わず相手の顔を見たのですが、いつもと変わらない表情で、逆に①怖い気がしました。
メールは、一方的に言いっぱなしにする事ができます。面と向かって言いにくいからこそ、メールで送ってきたのだと思いますが、メールに頼ってばかりいると「面と向かっていう力」がだんだん落ちてくると思います。(45歳 会社員)

B
メールは本当に便利な連絡手段です。最近は友達と出かける約束をするのもほとんどメール。携帯電話のメール奈良本人に直接届いて、すぐに返事がくるので安心です。相手の時間を気にすることなく、こちらが好きな時間に送っておけばいいのも便利です。
また、メールは自分の本当の気持ちを伝える手段としても便利だと感じます。例えば電話や顔を見て話している時は言えなかったことも、メールだと伝えやすい場合もあります。私は今、東京の大学に通っていて、親と離れて暮らしていますが、メールを使うようになって、前よりも感謝の言葉を素直に伝えられるようになりました。家にいる時はけんかばかりしていたのに不思議なものです。(20歳 学生)

問い1 ①怖い気がしました、というのはなぜか。  
1 相手にメールを見られ、こちらが強い不満を持っていることが相手にわかってしまったから。
2 相手が、自分に対して、とても強い不満を持っていることが分かり、いつ、なぐられるか、わからないから。
3 相手が、表面的には、自分に対して不満を持っているように全く見えないのに、心の中で強い不満を持っていることが分かったから。
4 自分が言いたいことがあるのに、きちんと口で言うことができなくなっていることに気がついたから。

2 AとBは、メールについて、どう思っているか。  
1 AもBも、便利な手段だが使いすぎるのは良くない、と考えている。
2 AもBも、言いにくいことを相手に伝えるのにとても良い手段だ、と言っている。
3 Aは、言いたいことがあるならメールでなく口で言うべきだ、Bはけんかをするときはメールを使わないほうがいい、と言っている。
4 Aは、気持ちを伝えるときに頼りすぎるのは良くない、Bは、気持ちを伝えやすい手段だと考えている。

答え:3 4


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近代科学は、人間が自然を(注1)コントロールするものと考えてきた。そして、対象を自分の脳で理解できる範囲内のものとしてとらえ、相手を完全に動かせると考えた。しかし、工業化を進められるだけ進めた結果、地球の温暖化が進み、異常気象が発生するといった事態を、最初から予想していた者はいなかったのである。近年、遺伝子(いでんし)組(く)み換(か)え•細胞融合(さいぼうゆうごう)などの技術を利用して品種(ひんしゅ)改良(かいりう)が盛んであるが、殺虫性作物(さっちゅうせいさくもつ)を食べた益虫(えきちゅう)が死んだり、除草剤耐性菜種(じょそうざいたいせいなたね)と近隣の雑草が交雑して、除草剤が効かない新種の雑草が生まれたといった報告が後(あと)を絶(た)たない。ここでも予期しない事態に遭遇(そうぐう)したのである。
①これらを考えると、環境問題とは、人間が自然をすべて脳に取り込むことができ、コントロールできると考えた結果、起こってきたとみることもできる。それと(注2)裏腹(うらはら)に、 自然のシステムはとても大きいから、汚染物質(おせんぶっしつ)を垂(た)れ流しても、「自然に」浄化(じょうか)してくれるだろうという過大な期待もあった。人間は自然を相手にするとき、理解できる部分はコントロールし、理解を超えた部分には目をつぶってきた。一言で言うなら、相手に対する謙虚(けんきょ)な姿勢(しせい)がなかったのである。

(注1)コントロール:製御すること。支配すること。  
(注2)裏腹(うらはら):反対。期待に反すること。

問1 ①「これらを考えると」とあるが、「これら」とはどんな内容を指しているか。 
1 人間は科学によって自然をコントロールできると考えたこと。  
2 工業化を進められるだけ進めたこと。  
3 遺伝子組み換え•細胞融合などの技術を利用して品種改良が盛んであること。  
4 人が自然をコントロールしようとする試みは常に予想外の事態に直面(ちょくめん)したこと。

問2 筆者は、環境問題はどうして起こったと考えているか。  
1 人間に自然に対する過大な期待があったから。  
2 人間が科学によって知り得たことは、まだ自然のほんの一部だから。  
3 自然を正しく理解することは、人間には不可能だから。  
4 人間に自然に対する謙虚な姿勢がなかったから。

正解:
問1:4 
問2:4 


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次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。

すべての生き物が土に守られ、土が創り出したものに頼って生きていることはわかったと思うけど、①土がかつて生きていたものたちによって作られたものだということを知ってたかい?土はただ岩や石が細かく砕かれたもの、と思っていなかったか い?
岩や石が細かくなったものは砂とか粘土(ねんど)であって、土ではないんだ。そこに生きていた植物の死骸(しがい)、 動物の死骸などの有機物がいっしよになって、はじめて土となるんだ。草が枯れ、腐って、そこにほんの少しの土ができる。その土に木の種が落ちて成長し、大木となり、やがて腐って、またほんの少しの土が加わる。そこに草が生(は)え、動物たちが草を食べ、老いてその地の土となる。こうして、かつてそこで生きて死んでいった草の、木の、動物たちの……すべての生命のめぐりが、何千、何万年と繰り返されて、地球の土を作ってきたんだ。空を飛ぶ小鳥も、森をかける兎(うさぎ)も緑の木も、そして私も、一つ一つの生き物は、かつてその地で生きたたくさんの生命の集まりなのさ。②そう考えたら、土も道ばたの草花(くさばな)も、とても(注1)いとおしく、とても大切に思えてこないかい?
        
(菅野芳秀「生ゴミはよみがえる」<講谈社>より)

(注1)いとおしい:かわいいくて、可憐(かれん)だ。

問1 ①「土がかつて生きていたものたちによって作られたものだ」とあるが、その説明として、最も適当なのはどれか。  
1 土は砂や粘土とそこに生きていた動植物の死骸などが加わって作られている。  
2 土は生き物たちの世界であり、すべての生命のふるさとである。  
3 枯れた草や木が最初の土となり、そこに動物の死骸が加わって土を豊かにした。  
4 すべての生き物は土に守られ、土が創り出したものに頼って生きている。

問2 ②「そう考えたら」とあるが、何を指しているか。  
1 動物と植物はお互いに助け合って生きていると考えること。          
2 すべての生き物が土を離れては生きられないと考えること。  
3 生命のめぐりが、何千、何万年と繰り返されて土が作られたと考えること。  
4 一つ一つの生きものが、その地で生きた多くの生命の集まりだと考えること。

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その子犬と出会ったのは1年前だ。僕は、友達の家に遊びに行って、うちへ帰る途中だった。子犬は、電柱の下に置かれた段ボール箱に入れられて、クーンクーンとないていた。誰かに捨てられたのだ。ちょうどその日、友達の家で飼っている犬を見せられたばかりだった僕は、その犬を抱き上げて、もう「ポチ、ポチ」と呼んでいた。

注:ポチ:犬によくつける名前

問題1 「友達の家で飼っている犬を見せられたばかりだった僕」はどんな気持ちですか。
1、なつかしい  
2、おそろしい  
3、うらやましい  
4、そうぞうしい

問題2 「もう『ポチ、ポチ』と呼んでいた。」時の筆者はどんな気持ちですか。
1、この犬は捨てられて、かわいそうだ
2、この犬も友達の家に連れて行こう
3、抱いて名前を呼んでやれば、泣かないだろう
4、自分の家で飼うことにしよう

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生産者がよく「消費者のニーズに合わせて」と言うが、売り手の都合で消費者のニーズを①作り出していることもある。「もっと②便利なものがほしい」というニーズに合わせて作っているはずだが、見た目の豪華さに重要がおかれたり、他社との競争などによって、過剰サービスの結局を生んでいる場合が多い。
消費者のニーズに③合わせましたという言葉に惑わされず本当に必要なものは何かを自分で④考え直す必要がある。魚や肉のプラスチックのトレイは、どこの家でも場所をとり、邪魔になってしまう。これをリサイクルしている家庭は意外に少なく、結局東京湾に埋められることになり、環境問題の一因になっているのである。

[問い] ①「作り出している」②「便利なものがほしい」③「合わせました」④「考え直す」とあるが、「作り出す」「ほしい」「合わせる」「考え直す」のは、それぞれだれか。適当な組み合わせを選びなさい。
1 ①:消費者  ②:生産者  ③:消費者  ④:生産者
2 ①:生産者  ②:生産者  ③:消費者  ④:消費者
3 ①:消費者  ②:消費者  ③:生産者  ④:生産者
4 ①:生産者  ②:消費者  ③:生産者  ④:消費者

[正解:4]

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次の文章を読んで、問いに対する答えとして最も適当なものを、1・2・3・4の中から一つ選びなさい。

「情報化社会」ということばは、必ずしも明確に概念化されてはいない。ごく大雑把に、「会社的に大量の情報が準備された状態」とか「情報の生産、加工、処理、操作および消費する会社機構が肥大化した状態」あるいは「物の生産よりも、情報の生産にウェイトが移行した状態」、そして「情報の生産部門(第四次産業とも名づけられている)へ大量の労働力が集中されている状態」などなど、いくつかの情報をめぐってひき起こされた状況の変化を示すコトバだといってよいであろう。当然これらの状態は、単に一つの状態だけが現出するのではなくして、いくつかの状態が組み合わさっている。こうした状態のもっとも先駆的な形は、マス•メディアの発達の結果生まれたマス•コミの世界である。しかし、マス•コミのもつ情報量を遥かに越える膨大な情報が生産されるようになってきたの現代である。たとえば教育関係然り、コンピューター関連企業、各種サービス、医療、通信業、研究開発、弁護士、会計士などによって代表される情報産業は、情報の生産、転達、加工、貯蔵によって利潤を獲得しようとしている。この種のいわゆる情報産業の飛躍的増大をみたのがやはり現代社会の特質である。もちろん、大量の情報が転達されるようになった背景は、科学技術の急速な進歩による。およそ現代のように情報が氾濫している状態は、戦前においては予想もできなかった。エレクトロニクス、宇宙通信衛星などまさに日進月歩の自然科学の発達は、現代社会の様相を一変せしめる力をもつに至ったのである。

問題 この文章の内容に最も近いものをA~Dの中から一つ選びなさい。
1. 情報化社会と呼ばれる現代社会では生産される情報の量が膨大なものとなっている。
2. 現代社会の膨大な情報はすべてマス•コミという情報産業が生産している。
3. 現代のように大量の情報が生産される状態は50年以上から続いている。
4. 情報化社会が生まれたのは情報が氾濫していたからである。

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子供に大切なのは、自身と自分を大切にする力です。それは植物の根のようなもので、深く広く張るほど大きな実りをもたらします。その子が大きく育つことを信じて心に豊かな水や栄養を与えましょう。
そして、その水や栄養となるのが、子供の良いところを見出し、誉めることです.しかるべき時は叱り、誉めるべき時はちゃんと誉める。一つ叱ったら三つ誉めるぐらいのバランスを心がけましょう。誉められることで子供は喜びを感じ、自身や自尊心を育てていくのです。
(文部科学省「家庭教育ノート」による)

注 実り:作物の果、努力の結果。
心がける:忘れずに意を注ぐ。意識する。

問い この文章で筆者が最も言いたいと考えられることは何か。
1 子供だめなところを責める寄り、良いところを見つけて誉めたほうがいい。
2 子供の成長を重視し、その心に豊かな水や栄養を与える。
3 子供に一番大切なのは自信や自尊心を持つことである。
4 子供を育てるときに、叱るべき時は叱り、誉めるべき時はちゃんと誉める。

答案:4

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次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。

ところで、保険とは何でしょうか。人は事故や病気で、いつ死ぬかもしれません。(中略)こういう不幸は、偶然で、起こるかもしれないし、起こらずに済むかもしれません。ただ、不幸に会う人は、非常に少ないことは確かです。「不幸に会うかもしれない」と思う人がたくさん集まって、(1)その時に備えて、少しずつお金を出しあえば、大きな額になります。「ちりも積もれば山となる」です。その大部分の人は不幸にあわずに済みますから、不幸にあったわずかな人は、ほかの人たちが払ってきたまとまったお金をもらえる、というのが(2)保険の基本的な考え方です。

【問1】「その時」とは、たとえばどんな時か。
1. 保険に入ったとき。
2. 人がたくさん集まったとき。
3. お金が大きな額になったとき。
4. 家事や病気になったりしたとき

【問2】「保険の基本的な考え方」に含まれるのはどれか。
1. 事故で死んだり、家が火事になったりする人は少ない。
2. みんなで少しずつお金を出し合えば、不幸に会わない。
3. 自分が死んだあとのことを心配しても仕方がない。
4. 自分が不幸に会う心配をする人はあまりいない。

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次の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして、最も適当なものを1.2.3.4から一つ選びなさい。 

世の中には、信じようが信じまいが……という話はいくらでもある。そうして何かとんでもない話を聞いたときは「わたしはそんな話信じないね」ということのほうが多ければ多い人物ほど何か話をしていても面白くない人である――という単純な公式が成り立つような気がする。( )また国によって、あるいは民族によって、そういうふうに思う人が多い国と少ない国、というのがかなり明確にあるような気がする。 
(『活字のサーカス』より) 

問( )に入る最も適当な言葉はどれか。 
1それから 2ところが 3ちなみに 4あるいは 

答案&翻译

正解:1 

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男は、昼休みにホテルのコヒ•ラウンジへ行き、取って本をんだりすることがある。ホテルのクルさが、男の何かをほぐしてくれるためだ。ホテルのコヒ•ラウンジには、男とはレベルのうビジネスマンが屯(たむ)ろしていて、それをながめるのもな分だった。

「あの、アイリッシュ•ティ......」

取って注文をした男は、ひとつ向こうの席の四十半ばくらいの、エリトらしき男たちの会に耳をかたむけた。

「お宅の方から五くらいですね......」

男にとってはケタのちがう金が、片方の男の口から々と吐き出され、

「いや、うちの五は出させていただくとしてですね......」

片方の男もやわらかくこれにじる。男は、うっとりとそのやりとりをながめていた。ひとりがタバコをくわえ、しきりにライタを探しはじめた。そして、相手のタバコの上にあった百ライタを、かるい会(えしゃく)をして手に取り、タバコに火をつけた。五の商は、つづいていた。火をつけると、男はそのライタを、相手のタバコと自分のタバコの中においた。

すると、①相手の男の目に一瞬、不安の色が生じた。そして、吸いたくもないタバコをくわえ、真ん中のライタを取って火をつけると、それを自分のタバコの上へしたのだ。五の商は、そのもよどみなくつづいていた。五の商と、百が二十センチのいただけで不安をおぼえる乏性、その二つがエリトの男のあいだでゆれいごく。代の②TOKYOもてたもんじゃないと、男はしばらく高の物をきめこんだものだ。

村松友「TOKYO物(3)『中吊りの小』新潮文による」

問い1:「相手の男の目に一瞬、不安の色が生じた」とあるが、どんな不安か。

1 五もの商が成立するかどうかの不安

2 自分のライタを返してもらえるかどうかの不安

3 相手がタバコを吸うときに、火をつけてあげなかった不安

4 百ライタを使っていることをどうられるかという不安

問い2:男はなぜ「TOKYOもてたもんじゃない」と思ったのか。

1 ホテルのコヒ?ラウンジで五の商が平然とされていたから

2 五の商をする男が、庶民的な百ライタを使っていたから

3 エリトの男が、自分のライタをく相手にしてあげたkら

4 大都会で生きているのは、自分の物に着する普通の人だとわかったから


問い1 答え:2

解析:エリトらしき男2人の行には注目する。「不安の色が生じた。」のは、「相手のタバコと自分のタバコの中に<ライタを>おいた」である。次に<不安の色を示した>男は吸いたくもないタバコを吸い、ライタを自分のタバコの上へした。つまり、男の不安はライタの置かれる所に左右される。「百が二十センチのいただけで不安をおばえる」というとこもポイント。

問い2 答え:4

解析:「てたもんじゃない」とは「まだ、いい所があるじゃないかと、そのもののを直す」に使う表である。「五の商」は大都会のイメジ。「百ライタ」は人味の象である。男が味が持ったのは、五のをする一方で、たった百のライタに、エリトの男の心がいていること。

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3、もし、宇宙人がわたしたちの住む太陽系の探検にやってきて、地球を見つけたらなんというでしょうか。おそらくこの地球を「青く光る美しい水球」と名づけることでしょう。
海は地球の表面の70.8%を覆っています。また。陸地にもたくさんの川が流れていますし、大きな湖もあります。
宇宙人はまた、地球のところどころが、いつも雲におおわれているにおどろくことでしょう。雲のかかっている空からは、水が雨となって降り、陸地もつねに、みずであらわれています。こうしてみると、わたしたちは水の世界で暮らしているとさえいえます。

問いこの文で筆者が言いたいことは何か

1)宇宙人が地球を「青く光る美しい水球」と名づけたこと
2)宇宙の中で地球は水の豊富な星であること
3)宇宙人がはじめてわたしたちの住む地球にやってくること
4)宇宙の中では地球がどの星よりも美しいこと

4、日本は、その初期と近代に二つの計画都市を作った。京都と札幌である。古い都市の代表である京都も、あたらしい都市の代表選手である札幌も、ともに自然発生的な都市ではなく、日本ではひじょうにまれな人工の都市である。京都は中国を、札幌はアメリカをモデルにした都市であり、東洋文明の特徴があらわれているといえないだろうか。文明とは自己の持つ原理原則の不変性を根本とする。日本の文明は、可変性という原則を不変的に持ちつづけた文明であり、札幌の発展は、古代以来の日本文明が、いまだに健在であることのよき例証であろう。

問い1札幌と京都の共通点は何か

1)同じ都市をモデルにして作られたこと
2)自然にできた都市であること
3)人工的に作られた都市であること
4)東洋の都市をモデルにしていること

問い2筆者によると日本文明が不変的に持ち続けている特徴は何か
1)計画性2)発展性3)可変性4)人工性

答案:3-2  4-3 3

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